試合中にSTARTボタンを押すことでPaused(ポーズ)メニューにアクセスすることが出来ます。ポーズメニューからコーチングやゲームオプションの変更等を行うことが出来ます。この他、単に休憩を取るためにも使用して下さい。このページでは各メニューでの操作方法について、単純で理解するのが難しくないものについては掲載を省略し、メニュー内容の紹介や項目の意味の説明のみに留めています。
今作ではタイムアウトの時間制限が明確になり、交代指示や戦術指示を行う時間が十分に設けられています。これにより、オンラインなどの対人戦においては、コーチングやオプションの変更は試合開始のジャンプボール前に一括で行い、試合中はタイムアウト及び十字キーの各方向で行うオン・ザ・フライ・コーチング(以下OTFC)を使うのが暗黙の了解(=マナー)となります。
このRESUME(再開)にカーソルを合わせてAボタンを押すと、ポーズメニューを閉じて試合に戻ります。
REPLAY(リプレー)モードでは、直近のプレーを操作して、様々なアングルから再現する事が出来ます。
項目 | 操作 | 備考 |
---|---|---|
カメラの焦点を移動する |
十字キー | |
焦点を中心にカメラを回転 |
左スティック | |
被写界深度の調整 |
右クリック(RS) | |
再生/一時停止 |
A | |
巻き戻し/早送り |
LT/RT | |
拡大/縮小 |
Y/B | |
ヘルプ表示切替 |
X | |
リプレーの保存 |
左クリック(RS) | |
カメラ角を起こす |
LB | |
カメラ角を下げる |
RB | |
ゲームメニューに戻る |
START |
左クリック(RS)を使用してリプレーをXbox360メモリーユニットかXboxハードドライブへ記録しておくこともできます。
Coaching(コーチング)メニューでは、チームの戦略指示を行うことが出来ます。但し、マッチアップ、ダブルチーム、プレッシャー設定の一部はオンライン対戦時には変更不可になっています。
デッドボールもしくはユーザーのチームがボールを所持している場合はここでタイムアウトをコールすることが出来ます。タイムアウトを取れる状況であれば、カーソルを合わせたときに文字が白くハイライト表示されます。
選手の各能力パラメーターの確認や選手の交代指示を行うことが出来ます。
項目 | 操作方法 |
---|---|
カラムの選択 |
左スティック |
プレーヤー選択及び解除 |
AもしくはY |
プレーヤーカードの表示 |
右クリック(RS) |
試合に戻る |
START |
敵選手に対してのディフェンスのマッチアップの変更指示を行うことが出来ます。
Preferred Matchup(優先マッチアップ)は、対象となるプレーヤーがコートにいる時に優先してディフェンスさせる選手を指名するシステムです。この場合、例え対象の選手がポジションをチェンジしても、指名された選手はポジションを超えてその選手を優先してディフェンスし続けます。また、このシステムは敵のベンチプレーヤーに対しても有効で、あなたは、予め敵チームのベンチのプレーヤーに対して同様にディフェンスする選手を指名しておくことで、その選手がコートに出て来た時に指名された選手がマッチアップします。
ここではディフェンス時のDouble Team(ダブルチーム)を仕掛ける条件と、Pressure(プレッシャー)の掛け方について詳細な指示を出す事が出来ます。
項目 | 意味 |
---|---|
AUTO |
プレッシャーやダブルチームの判断を選手(CPU)に任せます。 |
Never |
対象の選手にダブルチームを絶対に仕掛けなくします。 |
In The Post |
対象の選手がポストプレーを仕掛けてきた場合にダブルチームに行きます。強力なポストプレーヤーに対抗する手段です。 |
Double Team Always |
対象の選手を常にダブルチームします。エースを封じる場合などに用います。 |
項目 | 意味 |
---|---|
AUTO |
プレッシャーの判断を選手(CPU)に任せます。 |
Sag Off |
間を開けてゆるくディフェンスします。外のシュートが無い選手に有効な守り方です。 |
Play Tight |
シュートを防ぐために身体を寄せる、きついディフェンスを指示します。 |
Deny Ball |
対象の選手に対するパスを防ぐことを第一目的としてディフェンスさせます。 |
Settings(セッティング)画面ではコーチング機能の自動・手動の切り替えを行ったり、設定を細かく調整することが出来ます。
項目 | 設定範囲 | デフォルト | 内容 |
---|---|---|---|
Coach Mode |
【ON】 【OFF】 |
OFF |
【ON】にすると選手の操作をCPUに任せて、ユーザーはプレーコールや交代指示に専念するコーチモードになります。 |
Timeout |
【Auto】 【Manual】 |
Auto |
【Auto】ではCPUが状況に応じてタイムアウトを自動的にコールします。 |
Substitution |
【Auto】 【Manual】 |
Auto |
【Auto】では選手交代はCPUが自動的に行います。この時の基準はSubstitution Methodの種類で決まります。 |
Substitution Method |
【Rotation】 【Fatigue】 |
Rotation |
選手交代がAutoで行われる時の基準を設定します。【Rotation】では予め定められた出場時間配分に沿うように意図した交代が行われます。一方、【Fatigue】ではスターターを中心に、選手の疲労度に応じて交代を指示します。 |
PlayVision |
【Off】 【Show All】 【User Plays Only】 |
Off |
【Show All】にセットするとユーザーのチームでプレーがコールされる度に、コート上にプレーのための図表が表示されます。【User Plays Only】ではユーザーがコールしたもののみ図が表示され、CPUが自動でコールしたものは表示されません。 |
Who To Guard |
【ON】 【OFF】 |
ON |
ディフェンスの時にユーザーが操作する選手が誰をマークすべきかを教えるインジケーターを表示するかどうかの設定です。 |
Playcall Messages |
【Off】 【Show All】 【User Plays Only】 |
Off |
【Show All】にセットするとユーザーのチームがプレーコールを行う度に、攻守のプレー名が画面上部にオーバレイ表示されます。【User Plays Only】ではユーザーがコールしたもののみ名前が表示され、CPUが自動でコールしたものは表示されません。 |
Offense Playcalling |
【Auto】
【Manual】 |
Manual |
【Auto】にするとCPUが自動的にプレーを選択しコールすることがあります。コールの頻度はコーチの「Run plays」の値に依存するものと思われます。 |
Defense Playcalling |
【Auto】 【Manual】 |
Manual |
【Auto】にするとCPUが自動的にプレーを選択しコールすることがあります。ディフェンスの変更は試合の状況とコーチの「Zone Usage」の値に影響されるものと思われます。 |
Late Game Fouling |
【Auto】 【Manual】 |
Auto |
“Late in games”は、終盤で敵のチームに仕掛けるファールゲームのことです。 【Auto】では、CPUがファールゲームを仕掛けるタイミングを決定して自動で指示を出します。【Manual】ではユーザーがBackボタンを押さない限り、ファールゲームを実行しません。 |
Playbooks(プレイブック)画面はユーザーが試合中にOTFC(十字キーの右)でコールすることができるセットプレーを選択するメニューです。各ボタンへショートカットを割り振ることで、オフェンスとディフェンスの両方で最大8つずつのプレーをセットして置くことができます。
Coach Profiles(コーチプロフィール)は前作であったTeam Slidersに代わるものです。コーチプロフィールで設定できる項目の詳細はMy NBAのページを参照して下さい。
本作ではチーム戦術はコーチに依存するようになりました。これによりNBA2K9では、コーチが代わればチーム戦術も変わることになり、より現実に近い環境へ変化したと言えるでしょう。
Game Stats(ゲームスタッツ)は試合の統計を確認するためのモードです。
項目 | 意味 |
---|---|
Teams |
その時点までの両チームの総合成績を比較して確認することが出来ます。 |
Box Score |
両チームのクォーターごとの得点及び各選手の成績の詳細を確認することが出来ます。 |
Gametrack |
時系列ごとの試合の展開、チーム、選手ごとのシュートチャートなどを確認することが出来ます。各プレーを選んでリプレーを再生することも可能です。 |
Injuries |
ゲームの間に負傷したプレーヤーのリストを確認することができます。 |
Options(オプション)の大部分はメインメニューから選択するOptionやFeatures内の同名のモードと同一です。詳細はOptionのページとFeaturesのページを参照下さい。ここではポーズメニューからのみ利用可能な2つのオプションについて説明します。
尚、試合中に変更したオプション設定の殆どはその試合中のみ有効となり、次の試合ではメインメニューから選択するOptionやFeaturesの各モードで設定された値にリセットされます。
NBA2K9には大量のカメラアングルが事前に準備(プレイセット)されています。セットされたカメラアングルの中から好きなものを選んで使用することが可能です。
また、いくつかのカメラスタイルでは以下の設定の変更が許可されています。
項目 | 意味 | 調整内容 |
---|---|---|
Zoom |
拡大レベル |
数字を大きくすると、カメラをより近くに寄せることを意味します。 |
Height |
カメラの高さ |
数字を大きくすると、カメラがコートから、より高い位置になります。 |
Key Zoom |
キーズーム |
ONにすると、ボールがキーポジションにある時にズームインします。 |
Rev Angle |
回転角度 |
ONにすると、反対方向のカメラでアクションを見ます。 |
Auto Flip |
自動反転 |
ONにすると、ボールの所有権変更時にカメラをぐるりと反転させます。 |
Fix Height |
高さを固定 |
ONにすると、カメラの高さはゲーム中に変更されなくなります。 |
Reset to Default |
リセット |
設定をリセットして初期値(デフォルト値)に戻します。 |
この画面では、ユーザーが操作するチームを変更することが出来ます。左スティックを左右へ動かして、コントローラを操作したい側へ割り振って下さい。
Quit Menu(終了メニュー)からは以下の選択肢があります。
項目 | 意味 |
---|---|
Main |
メインナビゲーションを呼び出します。以後はいつものナビゲーション操作と同じです。 |
Rematch |
同じチーム、同じロースターで始めからゲームをやり直す、あるいは再戦します。 |
Sim to End of Game |
ゲームの残りをシミュレートして、勝利チームを決定します(“Association”、“Season”、および“Playofft”モードにおいてのみ有効です)。 |