僭越ながら私自身が使用しているプレー2K8で有効かと思われるプレーをいくつか紹介します。2K7でも弱すぎだった私の使ってるプレイなんであんまりたいしたものでもないと思いますが、参考になれば幸いです。殆どが見た目と自己満足の世界ですので効果が無くても怒らないで下さい。また、こんなのもあるよと言うのがあればぜひ教えて下さい。
NBA2K8ではより難しくなった1on1を使った攻めをあえて考えてみました。
2K8ではトリプルスレットの状態からは通常ボールを受けてそのままドリブルするより早い加速を得てドライブを開始することができます。このドライブとシュートを組み合わせてディフェンスをかく乱してきます。
まず軸足とその逆方向のステップはステップを入力した直後にRT+LTを同時に離すことでそのままドライブに移行できます。この加速を得てそこから各種ドライブムーブに移行し、ゴールへ切り込む、もしくはスペースを作り出してパスなり、シュートなりを行います。
例えば、トリプルスレットから右手でドリブルを撞いて右に飛び出したとして、ディフェンスが右に追従してきたところで、ビハインド・ザ・バックやクロスオーバーで左に切り返してディフェンスの遅れたスペースに割り込んで行きます。
また、一度フェイクステップを突いてから、そのステップ中にそのまま逆足側にスティックを入れてRT+LTをリリースすることでフェイクから流れるように逆側へ跳び出して行くことができます。
ここで注意しなければならないのは、体正面方向のステップからはドライブに移行できないと言うことです。画面方向と選手の向きを良く確かめて正しく方向を入れて下さい。
正面へのステップは、ディフェンスを押してスペースを作るのに使います。スペースを作ってから一連の動作でジャンパーを放つことでブロックしづらいシュートを撃つことができます。また、ここでフェイクを入れることでディフェンダーのミスブロックを誘うこともできます。ノヴィツキーなどがこの体勢からフェイダウエイを撃った場合、止めるのが困難だと思います。
今作ではロックオンDシステムがありますが、優秀なディフェンダー程ロックオンできるまでの時間が短くなっていますので、素早くトリプルスレットを使うのであれば素早く体勢に入って行動を起こすことも重要です。ただし、前作のように完全に抜き去ることは難しくなっていますので、ディフェンスを引き連れてそれを躱しながらシュートすると言うことになると思います。
今作からはディフェンスにロックオンDが加わった上に、人間が操作してオフェンス選手に追従させた場合、ある程度密着していれば、ディフェンスの上手い選手なら手や体を使って自動でカバーを行ってくれる様になりました。このためゴール方向に向かうばかりではディフェンスを抜き去ることは簡単ではありません。
そこでチェンジオブペースでスペースを作り更にそこからドライブをして抜くのを試みます。まずいずれかの方向にディフェンスを避けるようにしながらドリブルを行います。ディフェンダーがついて来たら、方向キーを進行方向と逆方向に入れ、ステップバックします。(この時はRTを一瞬離すと同時に左スティックを倒すと、ハーフスピンが出なくていいと思います。)この際、選手はレッグスルー・ドリブルなどでボールを撞く手を切替えてその場に踏みとどまりますので、ここからドリブル方向を切替えるなり、ホップステップなどを行うなりしてディフェンダーの対応を遅らせ、あるいはスペースを作ってシュートに行きます。
上手い具合にディフェンダーを抜くことが出来たら、シュート、ヘルプが来たならRT+Aのフラッシーパスの見せ所です。ちなみに2K8では選手の能力パラメーターに新しく密集状態でのシュートの上手さを示すShoot in Trafficや当たりの強さを示すと思われるStrengthという項目が追加になっていますが、この値が高い選手でないと切り込んで決めるのはより難しくなってきます。
1on1からの最後のシュートはゴールまでの道筋が空いたと思ったら、Rスティックを使って迷わず突っ込んで行く勇気も必要です。今作ではそうそうフリーにはなれないと思いますのでスラッシャーの能力を信じて賭けに出ることも重要です。NBA2K8はレイアップやダンクを外しやすくなっていると思われがちですが、(オフェンスとディフェンスの能力の)条件が合えば結構決めてくれますよ。
今作ではポストアップからのプレーが大幅に強化されています。これを使って試合を優位に進めましょう。ちなみにポストアップとはLTを押しっぱなしにすることで使うことのできるポストエリア(主にローポスト)でのマッチアッププレーで、背中で押したりしているあれです。
今作では2K7の様にデュアルコントロールで指示すれば必ずゴール下を取れると言うような困った仕様にはなっていません。たとえオフボールコントロールでポストアップを指示しても、マッチアップしているディフェンスがあまり簡単にはポジションを取らせてくれません。
そこで使う手段としてはプレーコールやオフ・ボール・コントロールでCやPFを自分で操作することが考えられますが、とりえず簡単なのはピック・アンド・ロールをコールする方法だと思います。
これは前作でもありましたが、2K8ではより使い易くなっています。LTを押しっぱなしにして、左スティックで相手選手をぐいぐい押し込んでYです。この後、ダンクに行くなり、レイアップなり、色々できます。ダンカンやアマレ、ハワードなどでこのプレーをやると強力です。
今作からはポストアップの状態で右スティックを使ってポンプフェイクを行うことができる様になりました。前作とは違って背中を向けたまま、Xボタンでシュートフェイクも行えます。2K7にもアップアンドアンダーというフェイクがありましたが、より柔軟な動きが可能になっています。
ポストアップから右スティックで各種レイアップ、RT+Rスティックでダンク、ゴールと反対方向にRスティックを入れるとフェイダウェイシュートです。Rスティックを一度軽く違う方向に入ることでことでポンプフェイクやパスフェイクを入れたシュートを行えます。フェイクの方向へRスティックを軽く入れた後にそのまますぐ本命の方向に倒してシュートを行って下さい。前作ではそのままシュートに行く際のモーションは普通のシュートとあまり変わりませんでしたが、2K8ではドロップステップ(Yボタン)無しでも振り向いて踏み込んだり、回り込んでシュートをしてくれますよ。
2K8では現実のバスケットボールと同じく、ドリブルでのシュートがより難しく(といか選手によって得意不得意が設定されたようです)なりました。といことは、逆に言うと、セットアップした状態でパスを受けてシュートするほうが確率が高いということです。
ということで新しく出来たゲットオープンを使ってオープンの選手にパスをしてシュートをさせると言う発想が生まれるわけですが、単純にBボタンを押してパスすればいいと言うものではないようです。
まず理想的なのは、先に書いた1on1なり、ポストプレーなりで強力な選手にマークなり意識なりを集中させることです。一番いいのはダブルチームを見極めてフリーの選手(シューターが理想)にパスしてシュートさせると言うものです。セルティックを例に挙げればKGのポストアップや、ピアースのペネトレイトでマークを収縮させてマークの空いたアレンがシュート、といった感じでしょうか。
次にここまでの状況が作れない場合には、ミドルポスト付近にボールを入れて中継点を作り、インサイドとアウトサイドへのパスを天秤にかけながらゲットオープンボタンを使うといった方法が考えられます。上手くマークを外せればシューターーにパス、ダメなら自分で撃つかローポストのビックマンへパスです。
なんか、コンビネーションと言うよりは普通のバスケットをやれっていうような内容になってしまいましたが、NBA2K8がそういうゲームだと言うことでしょうか(^-^;)