試合中にSTARTボタンを押すことでPaused(ポーズ)メニューにアクセスすることができます。ポーズメニューからコーチングやゲームオプションの変更等を行うことができます。この他、単に休憩を取るためにも使用して下さい。このページでは各メニューでの操作方法について、単純で理解するのが難しくないものについては掲載を省略し、メニュー内容の紹介や項目の意味の説明のみに留めています。
NBA2K10ではタイムアウトの時間制限が明確になり、交代指示や戦術指示を行う時間が十分に設けられています。これにより、オンラインなどの対人戦においては、コーチングやオプションの変更は試合開始のジャンプボール前に一括で行い、試合中はタイムアウト及び十字キーの各方向で行うオン・ザ・フライ・コーチング(以下OTFC)を使うのが暗黙の了解(=マナー)となります。
このRESUME(再開)にカーソルを合わせてAボタンを押すと、ポーズメニューを閉じて試合に戻ります。
REPLAY(リプレー)モードでは、直近のプレーを操作して、様々なアングルから再現する事ができます。
項目 | 操作 | 備考 |
---|---|---|
カメラの焦点を移動する |
十字キー | |
焦点を中心にカメラを回転 |
左スティック | |
被写界深度の調整 |
右クリック(RS) | |
再生/一時停止 |
A | |
巻き戻し/早送り |
LT/RT | |
拡大/縮小 |
Y/B | |
ヘルプ表示切替 |
X | |
リプレーの保存 |
左クリック(RS) | |
カメラ角を起こす |
LB | |
カメラ角を下げる |
RB | |
ゲームメニューに戻る |
START |
左クリック(LS)を使用してリプレーをXbox360メモリーユニットかXboxハードドライブへ記録しておくこともできます。また今作では、スナップショットやリプレー動画を2Kサイトにアップロードすることも可能です。
Coaching(コーチング)メニューでは、チームの戦略指示を行うことができます。但し、マッチアップ、ダブルチーム、プレッシャー設定の一部はオンライン対戦時には変更不可になっています。
デッドボールもしくはユーザーのチームがボールを所持している場合はここでタイムアウトをコールすることができます。タイムアウトを取れる状況であれば、カーソルを合わせたときに文字が白くハイライト表示されます。
選手の各能力パラメーターの確認や選手の交代指示を行うことができます。
項目 | 操作方法 |
---|---|
カラムの選択 |
左スティック |
プレーヤー選択及び解除 |
AもしくはY |
プレーヤーカードの表示 |
右クリック(RS) |
試合に戻る |
START |
敵選手に対してのディフェンスのマッチアップの変更指示を行うことができます。
Preferred Matchup(優先マッチアップ)は、対象となるプレーヤーがコートにいる時に優先してディフェンスさせる選手を指名するシステムです。この場合、例え対象の選手がポジションをチェンジしても、指名された選手はポジションを超えてその選手を優先してディフェンスし続けます。また、このシステムは敵のベンチプレーヤーに対しても有効で、あなたは、予め敵チームのベンチのプレーヤーに対して同様にディフェンスする選手を指名しておくことで、その選手がコートに出て来た時に指名された選手がマッチアップします。
ここではディフェンス時のDouble Team(ダブルチーム)を仕掛ける条件と、Pressure(プレッシャー)の掛け方について詳細な指示を出す事ができます。
Settings(セッティング)画面ではコーチング機能の自動・手動の切り替えを行ったり、設定を細かく調整することができます。ここでは試合中にOTFCでは設定できない項目3つについて解説します。
項目 | 設定値 | 内容 |
---|---|---|
PlayVision |
【Off】 【Show All】 【User Plays Only】 |
【Show All】にセットするとユーザーのチームでプレーがコールされる度に、コート上にプレーのための図表が表示されます。【User Plays Only】ではユーザーがコールしたもののみ図が表示され、CPUが自動でコールしたものは表示されません。 |
Who To Guard |
【ON】 【OFF】 |
ディフェンスの時にユーザーが操作する選手が誰をマークすべきかを教えるインジケーターを表示するかどうかの設定です。 |
Playcall Messages |
【Off】 【Show All】 【User Plays Only】 |
【Show All】にセットするとユーザーのチームがプレーコールを行う度に、攻守のプレー名が画面上部にオーバレイ表示されます。【User Plays Only】ではユーザーがコールしたもののみ名前が表示され、CPUが自動でコールしたものは表示されません。 |
Playbooks(プレイブック)画面はユーザーが試合中にOTFC(十字キーの右)でコールすることができるセットプレーを選択するメニューです。オフェンスでは各ポジション毎に4つのボタンへショートカットを割り振ることができます。ディフェンスでは最初からセットされている8つのプレーを確認することができます。
NBA2K10におけるCoach Profiles(コーチプロフィール)とはチーム戦術と同義です。本作ではチーム戦術はコーチに依存するようになりました。これによりNBA2K10では、コーチが代わればチーム戦術も変わることになります。ここでのコーチプロフィールの幾つかの項目はOTFCのコーチセッティングとリンクしています。
項目名 | 意味 |
---|---|
Playbook | 試合で使用するセットプレーセットを選ぶことができます。デフォルトでは自チームのプレーがセットされています。 |
Offensive Tempo | オフェンスのテンポ(シュートまでにどの位時間を掛けるか)です。スライダーを増やすとよりアップテンポに試合を展開し、スライダーを減らすとショットクロックを十分消費してからシュートを行うのを好むようになります。 |
Defensive Pressure | ディフェンスの時にどの程度の密着度でマークを行うかです。スライダーを増やすと、よりタイトにディフェンスし、密着してシュートスペースを与えないようにします。スライダーを減らすと離れてディフェンスし、抜かれ難くなります。ディフェンス指示が手動で別に設定されている場合はその設定が優先されます。 |
Help Defense | ディフェンスが突破された際にどれくらいの頻度でチームメートに補助させるかです。スライダーを増加させると、常にヘルプを行わせます。これはオープンになるオフェンス選手が増えるというデメリットももたらします。スライダーを減少させるとプレーヤーはヘルプを行わなくなり、それぞれのマークマンの元を離れなくなります。 |
Fast Break | スライダーを増加させると、プレーヤーはファーストブレークのために相手コートに向って駆け出すのが早くなります。この欠点はディフェンシブ・リバウンド、あるいはブロックに跳ぶプレーヤーが減ることです。スライダーを減少させると、プレーヤーはより多く自陣のコートにとどまり、ディフェンス・リバウンドを得るためにボックスアウトを行おうとします。 |
Crash Boards | このスライダーを増やすと、シュートを撃った際に、オフェンスリバウンドを取るために相手コート側にとどまる選手が増えます。スライダーを減少させると、プレーヤーはすぐにディフェンスに戻るようになり、敵のファーストブレークに備えます。 |
Run Plays | チームがどれくらいの頻度でセットプレーを実施するかです。スライダーを増加させるとより多くのセットを実施します。 |
Double Teams | チームがどれくらいの頻度でダブルチームを実施するかです。スライダーを増加させるとより多くのダブルチームを実施します。 |
Zone Usage | チームがどれくらいの頻度でゾーンディフェンスを使用するかです。スライダーを増加させると、ゾーンを使用する回数が増えます。スライダーを減少させると、徹底してマンツーマン・ディフェンスを使用します。 |
Bench Depth | チームがベンチプレーヤーを使う頻度です。スライダーを増加させるとベンチプレーヤーを使用する頻度が増えます。 |
Take Inside Shots | CPUがどれくらいの頻度でゴール下でのショットを選択するかです。これを増加させると、更に近距離ショットが増え、減らすとそれほどゴール下でのショットを選択しません。これは個々のプレーヤーの Inside Shots Tendencyに影響します。 |
Take Close Shots | CPUがどれくらいの頻度で近距離ショットを選択するかです。これを増加させると、更に近距離ショットが増え、減らすとそれほど近距離ショットを選択しません。これは個々のプレーヤーのClose Tendencyに影響します。 |
Take Mid‐Range Shots | CPUがどれくらいの頻度でミドルレンジショットを選択するかです。これを増加させると、中距離ショットが増え、減らすとそれほど中距離ショットを選択しません。これは個々のプレーヤーのMidrange Tendencyに影響します。 |
Take 3PT Shots | CPUがどれくらいの頻度で3ポイントショットを選択するかです。これを増加させると、3ポイントを撃つ機会が増え、減らすとそれほど3ポイントショットを撃たなくなります。これは個々のプレーヤーの3PT Tendencyに影響します。 |
Attack the Basket | CPUチームメートがどれくらいの頻度でレイアップやダンクを狙ってバスケットに突進するかです。これを増加させると、CPUプレーヤーはより果敢にバスケットにドライブすることになります。これは個々のプレーヤーのDrive Tendencyに影響します。 |
Look for Post Palyers | ポストプレーヤーにパスを入れる度合いです。これを増加させると、ポストプレーや、ポストプレーヤーを起点としたプレーが増えます。 |
Throw Alley Oops | アリウープを使用する頻度です。これを上げるとアリウープパスを行う回数が増えます。 |
Game Stats(ゲームスタッツ)は試合の統計を確認するためのモードです。
項目 | 意味 |
---|---|
Teams |
その時点までの両チームの総合成績を比較して確認することができます。 |
Box Score |
両チームのクォーターごとの得点及び各選手の成績の詳細を確認することができます。 |
Gametrack |
時系列ごとの試合の展開、チーム、選手ごとのシュートチャートなどを確認することができます。各プレーを選んでリプレーを再生することも可能です。 |
Injuries |
ゲームの間に負傷したプレーヤーのリストを確認することができます。 |
Options(オプション)の大部分はメインメニューから選択するOptionやFeatures内の同名のモードと同一です。ここではポーズメニューからのみ利用可能な2つのオプションについて説明します。
NBA2K10には大量のカメラアングルが事前に準備(プレイセット)されています。セットされたカメラアングルの中から好きなものを選んで使用することが可能です。
また、いくつかのカメラスタイルでは以下の設定の変更が許可されています。
項目 | 意味 | 調整内容 |
---|---|---|
Zoom | 拡大レベル | 数字を大きくすると、カメラをより近くに寄せることを意味します。 |
Height | カメラの高さ | 数字を大きくすると、カメラがコートから、より高い位置になります。 |
Key Zoom | キーズーム | ONにすると、ボールがキーポジションにある時にズームインします。 |
Rev Angle | 回転角度 | ONにすると、反対方向のカメラでアクションを見ます。 |
Auto Flip | 自動反転 | ONにすると、ボールの所有権変更時にカメラをぐるりと反転させます。 |
Fix Height | 高さを固定 | ONにすると、カメラの高さはゲーム中に変更されなくなります。 |
Reset to Default | リセット | 設定をリセットして初期値(デフォルト値)に戻します。 |
この画面では、ユーザーが操作するチームを変更することができます。左スティックを左右へ動かして、コントローラを操作したい側へ割り振って下さい。
Quit Menu(終了メニュー)からは以下の選択肢があります。
項目 | 意味 |
---|---|
Main | メインナビゲーションを呼び出します。以後はいつものナビゲーション操作と同じです。 |
Rematch | 同じチーム、同じロースターで始めからゲームをやり直すし、あるいは試合終了後再戦したい場合に選択します。 |
Save and Quit Game | 試合途中の状態をセーブして終了します。後にロードして試合を開始することで試合の途中から再開可能となります。 |
Sim to End of Game | ゲームの残りをシミュレートして、勝利チームを決定します(“Association”、“Season”、および“Playofft”モードにおいてのみ有効です)。 |