ディフェンス
基本
- オフェンスにミスをさせる。(ターンノーバーを犯させる)
- ペイントゾーンで簡単にボールを持たせない。楽なシュートを撃たせず、確率の悪いシュートを撃たせる。
- 無駄なファールをしない。
- リバウンドを確実に、あわよくば速攻を狙う。
マーク
- 基本はキッチリLTを押して守ることだと思います。密着しすぎると抜かれ易くもなりますが、離れすぎても行けません。
- このゲームではCOMの動きも大変良く出来ていて、直接操作していないプレイヤーも能力に応じたディフェンス振りを見せてくれますが、やはり基本的にはAボタンで切り替えて、ユーザーがボールマンをマークするのが良いでしょう。万一抜かれた場合には他の味方プレイヤーに操作を切替えて素早いヘルプを心掛けましょう。また、この時フリーになる敵プレイヤーへのパスカットを狙うことを意識しましょう。
- インサイドに強いプレイヤーが居る場合や、切替えての操作で上手く得点を防げない場合には、常にPFやCのみを操作してブロックショットやリバウンド、ヘルプディフェンスを頑張るのも一つの手です。この場合は3秒バイオレーションに注意しましょう。シュートまでの残り時間が少ない状態で外の選手にボールが渡った場合には素早く切替えて自分でブロックするなどしても良いでしょう。
- アイソモーションからの素早いドライブにはRスティックの左右(カットオフムーブ)でドライブを切ることも必要になる場合があるかも知れません。RスティックとRトリガーの組み合わせで、一通りのディフェンスが出来る仕様になっては居ますが、方向操作を精確に行うのは難しく、練習が必要です。私はブロック操作をミスするのがイヤなので、当初は右親指の基本位置はYボタンにセットしてました。
- そう簡単には成功しないかもしれませんが、強引なドライブにはBボタンでファールを誘うことも検討しましょう。
- マンツーマンであってもスクリーンを使われた場合には、マークをスイッチしてディフェンスした方が混乱しない場合もあります。時には著しいミスマッチが発生しますが、組織としてのディフェンスが崩れるよりもミスマッチの方がまだマシだという、マンツーマン+ゾーン的な考え方です。
- リズムや流れを変えるために、(例えばマンツーマンから2−3ゾーンに変更するといった)ディフェンスのシステムを変更することを覚えて下さい。相手が調子良く決めている流れを断ち切りましょう。
- ここぞと言う時、(例えばペイント内で敵味方が入り乱れた際など)にはダブルチームを試みることも効果的です。やりすぎると相手もフリーの選手へ素早くパスを出すようになるでしょうから、意表をついて使うのが良いかも知れません。
パスディフェンス
- パスカットを狙う場合、高いパスはYボタン、横や前のパスはXボタンでカットを狙うのが基本になります。
- 難しいですが、敵の主力選手へのパスを容易に出させ無いようにすることで、敵チームの攻撃のリズムを崩し、且つフィールドゴールパーセンテージを抑えることが出来ると思います。3ポイントライン付近で敵ガードをマークする時は意識してパスコースを消す位置取りをすると良いかも知れません。ちなみにレイカーズのコービー・ブライアントなどは安直にボールが渡るようにしているととんでもないことになります。余談ですが、私はこのゲームを始めた当初、1Q−5分の設定でCOMの操るコービーひとりに45点位取られたことがあります。外でのディフェンスをかなりルーズにした結果ですが、しかし、コービーだと実際にありえそうなのでその辺りも「良いゲーム」ということなんでしょうか。
- Rスティックで常時ディフェンスすることが出来るようになれば、ハンズアップすることでパスコースをいくらか消しやすくなります。安易にローポストのビックマンにパスを入れられない様にする意味でも重要です。また、パスに素早く反応して左右を押すことでパスカットを意図することが出来ます。Rスティックだけでディフェンスする場合、ブロックが「Rトリガー+Lスティック後ろ」のスワットブロックになるため少々操作が難しくなります。シュートに合わせて素早くYボタン(ベーシックなブロック)に指を移行できる人なら、普段からRスティックで問題なく良いディフェンスが出来るでしょう。
- 対戦プレイでは常時これをやると少々露骨だと嫌がられるかもしれませんが、スローインを狙うのは常套手段です。スロアーの前で1人がハンズアップして邪魔し、これによりパスコースが限定されて捕り易くなるということですが、思い切って邪魔するはずのプレイヤーを動かしてパスカットを狙うといった奇を衒ったプレイもありかも知れません。対戦ではそれまで意識させず終盤負けている時や勝負どころでいきなり仕掛けるのも効果が高いでしょうし、これ位はアグレッシブだと理解してくれるでしょう。
シュートディフェンス/ブロックショット
- 良いシューターをフリーにしないことは重要です。シュートスペースを与えないためにも良いシューターには外でもタイトにディフェンスすることが必要になりますが、スピードとテクニックをも兼ね備えたプレイヤーを相手にした場合、密着しすぎることで抜き去られる危険が出てきます。(全盛期のジョーダンが正にそうでした。)
- 良いシューターに対しては遠くでも常に撃ってくる可能性を考えて、Yボタンをいつでも押せるように意識しておくことが重要です。マークをしていても、ジャンパーに対して全くブロックをしなかったり、全く合わない(主に早すぎる)タイミングでジャンプをした状態では、シュート確率を下げる効果は殆ど期待できません。逆に少々タイミングが遅れても、目の前でジャンプしておけば、ミスショットが生まれ易くなります。ジャンパーに対してはブロックできなくても良いから必ず飛ぶを基本にして下さい。
- シャックの様にポストプレイの非常に強いプレイヤーに簡単にローポストでボールを持たれるとお手上げです。マッチアップするプレイヤーは疲れるだろうし、気の毒ではありますが必死にポジション争いを演じて貰う必要があるでしょう。それでも近づかれる様ならダブルチームを使うなどして対処しましょう。
- バスケットに比較的近い位置まで敵が近づくと、ついつい焦ってジャンプしてしまいがちですが早く飛びすぎない様に、しっかり集中してディフェンスしましょう。
リバウンド
- ディフェンスでのリバウンドが捕れないと敵に余計なチャンスを与えてしまうことになります。確実に捕っていくことが必要になるでしょう。リバウンドを捕るコツは位置取りとジャンプするタイミングです。Lトリガーでのスクリーンアウトなどで、予めポジション争いをし、ボールの跳ね返るタイミングを見計らってYでジャンプすれば、プレイヤーはボールに向かってある程度ホーミングしながらジャンプします。もしかしたら向いている方向とかも成功率に関係あるかもしれませんが、そのあたりは判りません。
速攻への対処
- 速攻を止めるのは大変難しいと思いますが、それでも指を加えて見ているべきではないでしょう。基本はまず、ボールマンとバスケットの間に割り込で攻撃を少しでも遅らせるよう努力することです。但し、あまり遅れて割り込むと、突っかけられてファールを採られるので注意が必要です。(ボールを持っているプレイヤーがフリースローが下手ならば、意図的にファールに行くことも考慮しましょう)仮に上手く割り込んだとしても、状況的には2対1や3対2と不利でしょうから、敵はフリーのプレイヤーにパスを出そうとするかもしれません。一つにはこれを予測して、パスカットに行くことが考えられます。もう一つはパスレシーバーとバスケットとの間に同じように割り込むことです。殆どは抜かれてゴールされるでしょうが、上手くすれば味方が戻ってきて、敵もハーフコートオフェンスに切替えるかもしれません。
- 自分の速攻時にインターセプトの危険が付きまとうのと同様に、敵の速攻時はコースが限定される分パスカットのチャンスも出てきます。極端な話、どうせ決められるなら、戻りきれないプレイヤーではRトリガーとXボタンかYボタンを適当に押して神に祈るのもありかもしれません。
- あまり状況が切迫していなければ、無理に止めないという選択肢もあります。敵が優秀なプレイヤーを操作している場合、意図的に突っかけてファールを貰い、3点プレイを意図する可能性があるからです。
マッチアップ、ダブルチーム
- 意図的に敵のスタープレイヤーを封じ込めるために、自身のチームで最も優れた、または適切なディフェンダーをマッチアップさせることは、(特にCOMにディフェンスさせる際に)有効であると思われます。ポーズメニューの「コーチング」から「マッチアップ」に入って調整を行うことが出来ます。この時、良いシューターにはマークをタイトにしたり、シュート確率の低いプレイヤーには逆にルーズにしたりするのも有効です。
- 相手チームの得点元が1人に集中しているようなワンマンチームであれば、ダブルチームの効果は比較的高いと思われますが、フリーになる選手への素早く適切なヘルプ操作が重要です。