みなさん、こんにちは。
さて、今シーズンのNBAもプレーオフに突入しいよいよ今年のNBAシーズンも最終盤を迎えています。ということで、そろそろ次の2K10への改善要望なども出てくる頃かと思いますが、しかし発売はまだだいぶん先ということで、煮詰まり感のある2K9のスライダーを更に細かく調整して好みの追求を行っています。
ずっと同じ設定、あるいは近い設定でプレーしていると、オープンを作るの手順や、ペネトレイトでファールを貰い易いパターンなど、色々慣れすぎて、FG%が上がってきます。ディフェンスにも慣れてくると、CPUのシュートを落とさせることも増えてきますが、どうもCPUはブースとが掛かってんじゃないかと思われることがあり、ディフェンスしても外から調子よく決めまくり、更にちょっと油断するとドライブで抜き去ってレイアップを決めてくるなど、好き放題やってくれる事があります。もちろん、集中してプレーすればそれなりに抑えられるわけですし、妙に止め難い日があるのはリアルでもあることでしょうから、それはそれで良いのですけれど。
ということで私の場合はCPUのFG%も高いことが良くありますが、そうならない時は自分もCPUも普通38〜55%位です。5分/Q設定でFGが20本前後ですので1本入るか入らないかで2.5%位変わるんでしょうかね?(適当ですね^^;)実はこの辺は実はあんまり気にしてもしょうがないのかも知れませんね。
で、そう言いつつも最近は微妙にシュートパーセンテージを下げる方向に思考しつつ調整してます。あくまでも不自然にならないようにですが。フリーで撃つことを心掛けていると、ミドル、ロングともやはりかなりの確率で入るように思えてきます。リアルではもうちょっと外すだろうと。またインサイドでのシュートも実際のNBAではもっと楽には撃たせてくれなくて、フィジカルでファールが多いはずだという気になります。インサイドではアップ&アンダーについても高確率なのですが、根本的にこれはCPUがブロックに飛ばないのが原因な気が。
このスライダー調整は、2009年4月29日のもので、前提となるゲームのバージョンは1.20です。
私の趣向は相変わらずです。試合は5分/Qに設定して、1試合を約30分で終わるようにしています。あまり長いのが好きじゃないためです。必然的に総得点は実際のNBAの半分位になります。展開的に早い試合であれば50〜60点位、ディフェンシブで展開の遅い試合では40〜50点位を目安にしています。普通にプレーした時に各部門の数字の比率がそれなりに実際のNBAの試合に近くなるように色々試行していますが、あまり細かいところにはこだわらず、ゲームとしての爽快感、スリル、プレーヤー技術の反映といった面の“楽しさ”を失わないよう、バランスを取ってるところもあります。
2K9では難易度設定を上げると、以下の様な傾向が見られます。(あくまで私の実感ですが)
つまり、CPUの難易度レベルを上げて上記の数値を下げる様な調整をするならば、最初からPROレベルを元に調整した方が理解し易いと思います。
では、具体的な設定を紹介していきます。ゲームプレーに関係ない、あるいは好みで設定して構わない部分に付いては省略しています。また、設定においては2Kシェアにアップロードされている設定のいくつかを参考にしています。
で、この期に及んでもCPUとUSERの設定に差をつけないこと、出来るだけ調整箇所を少なくすることに拘っています。CPUの強さにチーム設定以上の何かがあるのは間違いなさそうなので、最近は「調子」と割り切ってそれを差し引いて考えるようにしております。
流石にへたくその私でも最近は、CPUを抑えられ、決められるようになってきたので、試合のバランスを崩さない程度、且つ、コーチングの余地を残す程度の微妙さで、シュート成功率を下げて、ディフェンスを強化し、ファールなどの頻度を上げてます。
前述のような理由から、現段階ではCPUの難易度レベルは「Pro」を選んでいます。そういえばPro以上にすると、シュートタイミングがよりシビアになる気がしますが気のせいかも知れません。試合時間を長くする場合は、ゲームスピードと後述するファールアウトの数とを合わせて調整すると良いと思います。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
Difficulty | Pro |
今回は難易度を上げるとゲームとしてのバランスがより極端になって調整しづらいイメージがあります。 |
Quarter Length | 5 Minutes |
個人の趣味で5分にしています。長くするならファール等の設定も変える必要が出てきます。 |
Fatigue | ON |
選手の疲れない試合は、交代の必然性がなく面白くないので当然ONです。疲れ方の調整は別パラメーターで可能です。 |
Injuries | ON |
試合中のケガは珍しいのですが、稀に起こるアクシデントは気持ちの高揚に一役買うこともあるのでONがお奨めです。発生の可能性は別のパラメーターで調整可能です。 |
Clutch Factor | ON |
個人的にクラッチ要素がある方が好きです。後述のパラメーターで影響度を調整できるのでONがお奨めです。 |
Real Player FT% | OFF |
これをONにすると、FTのスタッツもより現実に近くなります。ただし、自身で操作できないので運任せな面が増えるので私はOFFにしてます。 |
Game Speed | 50 |
1Qの時間を長くした場合には、この数値を低くしてバランスを取りますが、オンラインで感覚が狂いそうなので現在のところまだ、手を付けてません。個人的にはこのままか、あるいはほんのチョッと下げたい感じです。 |
Free Throw Difficulty | 70 |
70にしていますが、集中力を切らすと外れるレベルと言うことでこのくらいです。あと、オフはカメラアングルが変わることがあり、その時はタイミングが変わって少しだけ難しくなります。最近は慣れたチームではPresentationのFree Throw HelpをOFFにしてます。 |
ここでは、ルールそのものと言うよりは、主にファールの頻度を調整します。「Foul Out」の値は試合時間に応じて調整して下さい。私は5分/Qの設定では安直なスティール狙いやゴール下でのレイトブロックを抑制する意味で5ファールでアウトになるよう設定しています。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
Foul Out | 5 |
今回はCPUがファールアウトの数に応じて選手交代を調整する気がします。5でも1ファールで交代してしまうことも多いものの、自身で交代指示を調整しながらプレーすれば特に困りません。最近はCommits Foulsを上げているので5で落ち着いています。 |
Charging Foul | 70 |
全体的なファール頻度が上がるように、またBlockingより高くして強引な攻めにリスクが伴うようにしたいという意図で上げています。 |
Blocking Foul | 65 |
全体的なファール頻度が上がるように上げました。 |
Reeaching Foul | 55 |
ちょっとだけ上てます。たまにCPUもこのファールをします。 |
Shooting Foul | 65 |
最近上げました。And1が増えすぎないか心配でしたが、大丈夫そうです。ファールになると確率が下がるかもしれないので、レイアップに対するプレッシャーにもなるかなと・・・ |
Loose Ball Foul | 80 |
ほとんど見かけないので80まで上げましたが、それでもほとんどコールされません。 |
最近、オフィシャル(つまり2K)が選手のClose ShotのMAXを99から95に下げました。この近距離ショットの成功率というのは検証してみたところ、ノーファールエリア付近でのジャンパーやフックショットのことのようです。レイアップシュートはLayup Successだけで判断されているようです。
あと、その検証の際に解った事ですが、アップ&アンダーからのレイアップ(あるいはフックも?)については、CPUがディフェンスしないため、ノーマークのレイアップとして判定されてしまい、異常に成功率が高くなります。ということで、私はこのプレーを使用しないようにしており、下記の設定はその前提で行っています。
項目 | 設定値 (User/CPU) |
備考 |
---|---|---|
Close Shot Success | 48/48 |
検証の結果このパラメーターで正否を判断されるシチュエーションはあまり無いことが解りましたがミドル、3pと合わせてちょっとだけ下げています。 |
Mid-Range Shot Success | 48/48 |
慣れてくると変えないと若干入りすぎる気がします。 |
3pt Success | 48/48 |
これは下げすぎるとエアボールが増えて不自然になります。この位が限度でしょう。 |
Layup Success | 48/48 |
これは本当に微妙です。下げすぎるとフリーのレイアップを外す場合もあるのでこのくらいが限度でしょう。下げるのはポストで正対してのぬるっとした動き対策の意味を込めてます。何とな〜く微妙ですがポストオフェンスの抑止力に。 |
Dunk Success | 49/49 |
ダンクを外されると大変なストレスになりますがTVを見てると、結構ミスする選手が居るのに気がつきます。ということで稀に外れればと思って-1です。 |
Dunks in Traffic | 15/15 |
ディフェンスが居る状況ではレイアップになることがかなり増えます。勝手にダブルクラッチになることも多いので色々なモーションが見られます。ホントは10でも良いと思います。 |
Screen Success | 50/50 |
私はスクリーンが成功しすぎるのは嫌いなので成否は丁度良い気がしています。ということでそのままです。 |
最近はDefensive Awarenessはヘルプディフェンスの必要性の判断のほか、ブロックやパスカットの判断にも関係ある気がしています。Help Defense Strengthがヘルプディフェンスに行く早さ(行動を起こす早さ)ではないかと考えて調整を試してます。
項目 | 設定値 (User/CPU) |
備考 |
---|---|---|
Steal Success | 50/50 |
元々それなりに成功しやすいので、変えていません。その分、積極的に仕掛けてもチートにならないと思います。また、後述の通りCPUが仕掛ける頻度を上げていますので、上げてしまうと鬱陶しくなります。 |
Help Defense Strength | 75/75 |
この設定とファール頻度のバランスで、インサイド傾倒を抑止しようと思っています。オープンが出来づらくなる(オープンになる時間的長さが減る)のとゴール前に飛び込む動きを潰してくれればと。MAXにしないのはコーチングの余地を残すためです。 |
ここで言う属性とは、個性と言い換えても良いかもしれません。すなわちプレーヤーの個々の能力それぞれへ影響を与える項目です。今作からはコーチが試合に与える影響も設定されましたので、関連する能力を安易に弄ると、チーム間格差が大きくなり、バランスを崩すかもしれないので注意が必要です。
項目 | 設定値 (User/CPU) |
備考 |
---|---|---|
Stealing | 45/45 |
ボールハンドリングと対を成すパラメーターです。ハンドリングを下げているので同じ値にしています。 |
Blocking | 50/50 |
パッチ後は50に戻し、最近はそのままです。決まりすぎの気もしますが、インサイド傾倒抑止のためこのままで良いと思います。 |
Ball Handling | 45/45 |
ポストでのボールロストが増える気がします。下げすぎると能力が低い選手のアイソモーションでの技に出なくなるものが発生します。 |
Dunking Ability | 45/45 |
少し下げることで、よりダンク能力が高い選手しかダンクし辛くなります。 |
Offensive Awareness | 50/50 |
ダブルチームやルーズボールへの反応へ影響するようですが、シュートセレクションも良くなるのかも知れません。ユーザーには関係ないかも。 |
Defensive Awareness | 75/75 |
最近プレーオフ仕様ということで大きく上げてディフェンシブにしています。これによってブロック、パスカットなどがより厳しくなります。 |
Offensive Rebounding | 48/48 |
オフェンス・リバウンドが取れすぎることが増えてきたので。 |
Defensive Rebounding | 52/52 |
同上の理由から。但し、Awarenessの影響で取れやすくなってるかもしれません。 |
Clutch Factor | 50/50 |
|
Speed | 50/50 |
|
Strength | 50/50 |
|
Stamina | 45/45 |
5分/Qの設定だとこれ位が丁度良い気がします。上手く選手交代していかないと結構疲れます。 |
Durability | 50/50 |
|
Vertical | 50/50 |
|
Quickness | 25/25 |
ぬるぬる防止のつもりで下げています。0にしないのは選手間の格差を残すためです。 |
Hustle | 45/45 |
CPUの超反応を抑止したかったので下げました。 |
Hands | 45/45 |
ゴール下でのパス交換のリスクアップのために下げてますが、やや頻繁にボールをこぼす気もします。しかし、キラーパス抑止になるのでバランス的にこのあたりでよいかと思います。 |
On-Ball Defense | 60/60 |
1対1で完全に抜き去ることを減らす目的で上げています。これによりペネトレイトの多くがディフェンスを引き連れた形になるので良い感じです。 |
Injury Saverity | 50/50 |
怪我の度合いを悪くするのは怖いのでそのままです。 |
プレー傾向の調整はUSERよりはCPUの方でより重要性が高いでしょう。そもそもユーザーが操作するプレーヤーの傾向は操作に依存するわけですから、ここでのユーザー側の設定はボールを持たない選手の動きに影響があるものと思われます。中にはコーチに依存するTeam Slidersと関連するものがありますので、その辺りは現段階ではあまり弄らないようにします。
NBA2K9では、CPU戦によりやりがいを持たせるために、CPUレベルを上げると、より確実なインサイド攻めを増やして、シュートリリースもほぼ完璧にするなどしている気がします。PROレベルで調整を行うのはその辺りのバランスがまだマシだからと言う意味もあります。
項目 | 設定値 (User/CPU) |
備考 |
---|---|---|
Take Close Shoots | 50/50 |
インサイドでのシュート傾向はチームによってはかなり高い気がしますが、入れさせなくするのもゲームの挑戦のひとつと言うことでそのままです。このあたりの設定はコーチ設定にリンクしてますので、弄らないようにしてます。 |
Take Mid-Range Shoots | 50/50 |
|
Take 3pt Shoots | 50/50 |
|
Attacks The Basket | 50/50 |
|
Finsh Strong Inside | 50/50 |
|
Look for Post Players | 50/50 |
|
Use Triple Threat | 50/50 |
|
Use Fadeaways | 50/50 |
|
Use Fppkshots | 50/50 |
|
Attempts Putbacks | 50/50 |
|
Throw Flashy Passes | 50/50 |
|
Commits Fouls | 80/80 |
中への切込みを徹底的につぶす様に、これでプレッシャーを掛けることを意図しています。 |
Plays Passing Lanes | 50/50 |
|
Go for Oon Ball Steals | 60/60 |
時々CPUがアグレッシブなスティールを狙うので良いバランスになります。Commits Foulsを上げているので、ファールになることも増えます。 |
Contests Shots | 70/70 |
ディフェンスに必死さを出すために大きく上げています。ブロック及びファールが増える傾向になります。 |
Use Sizeup Moves | 50/50 |
最近はリアルNBAがプレーオフに入り、私がプレーしているアソシエイションも丁度プレーオフに入っていますので、プレーオフ仕様という感じでディフェンスのプレッシャーを増やしたい意図をもって調整しています。属性のDefensive Awarenessを上げ、Commits Fouls、Contests Shotsを上げているので敵味方ともCPUが楽にシュートを撃たせず、ゴール下ではファールで潰す場面も増える傾向になります。
あと、シュートの成功率を2づつ下げていますが、ディフェンスが向上してることも合わせて、ブロックに跳んだシュートやマークされたレイアップが程良く外れてくれる気がします。ちなみに最初どの程度変わるかと-5づつで調整して見ましたが、これだと成功率が大きく下がり、ジャンパーがエアボールになったり、フリーのシュートを外す機会が多くなり過ぎると感じました。-2でも「フリーでもジャンパーを外す」という場面は増えますが、リアルNBAでも良く見るシーンですし、多くはなり過ぎないので丁度良い位だと思います。あとシュートの成功率を下げることで、「ホット」「クール」状態の重要性が強調されるように思われます。