アイク

IKE

出演シリーズ

64

DX

X

アイク

キャラクターの特徴

シリーズでは初となる王族以外の主人公で職業は傭兵。「烈火の剣」で野性的なヘクトルが好評だったことを受けて、新たな試みとして「男性も感情移入できるワイルドな主人公」として誕生したという経緯がある。

スマブラXでのアイクは、動きはやや遅いものの、リーチと破壊力を兼ね備えた両手剣を片手で扱うという豪腕の持ち主で、スマートな見た目とは裏腹に全キャラ中でもトップクラスの吹っ飛ばし能力を持っています。ワザの使い道も解りやすいたものが多く、初心者でも扱いやすい、というか撃墜を稼ぎやすいキャラクターで、特に多人数の乱闘でその真価を発揮します。

ただし、攻撃発生がやや遅いワザが多く、後の隙も大きめなので、単純な1対1の状況では、攻撃を当てるための戦術の組み立てが重要になります。また飛び道具を持っていないため、相手によってはガードや緊急回避を交えた我慢の戦いが必要になることもあります。復帰力も低めなので、コンスタントに勝つためには適切な攻守の切替が重要になるキャラだと思います。

主な出演作品

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(GC)
2005年4月20日、ファイヤーエムブレムシリーズ発売から15周年と言う記念の日に発売されたシリーズ第9作目。シリーズでは初の3Dグラフィックによる作品となった。システム面においても『聖戦の系譜』「トラキア776』などで好評だったスキルシステムが復活するなどGBA版3作からの変更点も多い。
ファイアーエムブレム 暁の女神(Wii)
2007年2月22日、Wii用ソフトとして発売されたシリーズ最新作(10作目)。前作に引き続き3Dグラフィックの作品となっている。舞台も同じ設定で、蒼炎の軌跡から3年後のテリウス大陸となる。アイクはこの作品にも重要キャラの1人として登場を果たしている。それと暁の女神は蒼炎の軌跡よりデータ引継ぎができるので、前作と続けてプレーするのがお奨め。

基本性能

スピード やや遅い
ジャンプ 低い
重さ やや重い
復帰力 低い
リーチ 長い
攻撃発生 やや遅い
攻撃の隙 やや大きい
ふっとばし 高い

特殊技能

 

出現条件

最初から使えます。

ワザ

地上ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
弱攻撃1 殴打主力 4  
弱攻撃2 蹴り上げ 5  
弱攻撃3 振り下ろし 7  
上強攻撃 叩き上げ対空撃墜 9-12  
横強攻撃 振り抜き牽制撃墜 15  
下強攻撃 斬り払い 14  
ダッシュ攻撃 斬り上げ主力 7-8  
上スマッシュ攻撃 叩き下ろし対空撃墜 17-23 タメ可能
横スマッシュ攻撃 叩き割り撃墜 22-30 タメ可能
下スマッシュ攻撃 振り払い 13-22 タメ可能、2段攻撃

空中ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
通常空中攻撃 斬り回し 9  
上空中攻撃 振り回し 14  
前空中攻撃 斬り下ろし 13  
後空中攻撃 振り向き斬り 14  
下空中攻撃 叩き落し 12-16 メテオ

必殺ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
通常必殺ワザ 噴火対空撃墜 10-37 タメ可能、攻撃耐性、自ダメージ
上必殺ワザ 天空対空復帰

1-12

多段攻撃、攻撃耐性
横必殺ワザ 居合い斬り主力復帰 9-16 タメ可能
下必殺ワザ カウンター 10-14 カウンター、空中制御
最後の切りふだ 大天空 5-80 複数回攻撃

つかみ攻撃、投げ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
つかみ打撃 つかみ頭突き 3  
上投げ 突き上げ 6  
前投げ 蹴り 6  
後投げ 後ろ蹴り 6  
下投げ 膝蹴り 6  

起き上がり攻撃、ガケのぼり攻撃

種類 ワザ名 攻撃力 備考
あおむけ起き上がり攻撃   6  
うつぶせ起き上がり攻撃   6  
ガケのぼり攻撃A   8  
ガケのぼり攻撃B   10  

戦術考察

攻勢

アイクには飛び道具が無いため、完全な遠距離戦となると手段がなくなる。できるだけ剣の先端が当たる様な間合いをキープしたい。

近くでは殴打→蹴り上げ→振り下ろしの弱攻撃3段コンボで相手を引き離し、やや離れた間合いでは振り抜きを使って行く。遠距離では相手の飛び道具を防御あるいは回避しつつダッシュやステップで間合いを調整し、斬り上げ居合い斬りで攻撃して行く。居合い斬りは技を出す瞬間に大きく踏み込むので、あまり近くから出しすぎるとガードキャンセルつかみの的にされるので注意。

空中攻撃は攻撃力は高いものの、隙の大きいもの、打ち負けやすいものが多いので、空中で敵とすれ違うようなことがあれば、少し早めに出して行く。

小ジャンプからの攻撃を地上の攻めに組み込むならば出が早い振り向き斬りと、出はゆっくりだが範囲の広い斬り回しを使い分けて緩急を付けて行く。いずれの技も着地後の隙が小さいので、着地してすぐに連携につないで行きたい。技を当ててひるませた後にダッシュからの斬り上げつかみで2択をかけることで、相手のガードを惑わせつつ、ダメージを蓄積させて行きたい。

撃墜

強攻撃、スマッシュ攻撃の吹っ飛ばし能力が非常に高いので、撃墜ワザには事欠かない。特に叩き割りは隙は大きいもののダメージ、吹っ飛ばし能力とも申し分ない。

乱闘ならば叩き割りをタメつつ無造作に出しているだけで、吹っ飛ばされてきた相手を巻き込んで撃墜を稼げることもあるが、美しさに欠けるのは否めない。スマートに使いこなすならば、近距離や中距離で緊急回避や退き小ジャンプで相手の攻撃を空かしつつ引き込んで当てて行きたい。

復帰阻止

ガケ際や落下予測位置でスマッシュ攻撃あるいは噴火をタメて待つだけでも大きなプレッシャーを掛けて行ける。

ガケから飛び出して空中攻撃で撃墜を狙えないこともないが、空中ジャンプの高さが低いため、復帰に不安が残る。

守備

全体的な技の出は遅めだが、相手の攻撃をガード後に殴打で割り込むことができれば、そのままお手軽3段コンボで間合いを引き離すことができる。袋叩きにされた場合には天空を出せば、攻撃を食らいながらでも反撃できるので、状況を打開しやすい。これに加えてカウンターを使用していけば、相手も近接戦闘を仕掛けづらくなり戦いやすくなる。

混戦では剣の振り下ろし時に攻撃耐性が発生する噴火を使用して無理やり状況を脱することも可能。噴火は空中に吹っ飛ばされた後などの落下中にも使って行ける。

対空には叩き上げ叩き下ろし天空噴火の使用が考えられる。叩き下ろしは出るのが若干遅いものの、上だけではなく前後にも広く攻撃判定が発生する。天空は技後の隙が大きいため乱発は出来ないが、他の対空技と交えて使うことで、相手のタイミングを狂わせて行ける。

復帰

空中ジャンプ→天空が基本。横方向に高く打ち上げられた場合には、居合い斬りでも復帰可能な場合がある。いずれにしても復帰力は低いので状況を見極めて素早く復帰方法を判断したい。

連続技、連携等

殴打→蹴り上げ→振り下ろし→居合い斬り→振り払い居合い斬りが当たらなくても間合いを詰めて攻めを継続して行ける。斬り払い→噴火→天空斬り払いの当たり方によって繋がるが、噴火→天空部分はその他の状況でも起こり得るシチュエーションなので見極めて狙って行きたい。

つかみ→膝蹴り(あるいは突き上げ)→天空つかみからの安定したダメージ源となる。また、天空の当たり方によっては、着地後更に追い撃ちを掛けやすい状況が生まれることも。天空の最初の剣の打ち上げ高さは結構高いのである程度のダメージまで狙っていける。

難度は高いがガケ際で相手をつかんだ場合には、蹴りあるいは後ろ蹴りでステージ外に相手を投げ飛ばし、ステップキャンセル小ジャンプからの叩き落としでメテオスマッシュも狙っていける。ちなみに斬り払いもメテオになるのでガケ際で使って行きたい。

参考動画