オプション設定

ユー ザーはシーズン中、オフシーズンを問わず主にゼネラルマネージャー(GM)としてフランチャイズをコントロールし、また試合ではコーチの役割、選手の操作など全てを行うことができます。もしGMの仕事だけを行いたいのならば、試合の全てをCPUに任せてシミュレートすることもできますし、「選手の操作はCPU に任せてヘッドコーチとして指示だけを出す」といったプレースタイルも可能です。アソシエイションにはユーザーのプレースタイルに合わせた自由度の高い、 多彩なオプションが用意されています。

アソシエイションモードでゲームを始めると、まず最初にアソシエイションモードのオプションを選択する画面に移行します。設定を選択できる項目は下記の表の様になっています。どれも重要な要素なのでよく考えて選択して下さい。

The Association 開始時の設定項目
項目名 初期値 内容
Number of players 1 アソシエイションモードでユーザーがコントロールするチームの数。1〜30の間で選択可能です。
Season Length 82 Games レギュラーシーズンの規定試合数。1シーズンの間に1チームが何試合試合を行うかを決定します。29、58、82の3種類から選択可能です。
Play NBA D-League Games Off D-リーグの系列チームの試合もプレーするかの設定です。
Team Chemistry On チームケミストリ(調和)要素の有無です。
Player Roles On 選手ごとのロール(役割)要素の有無です。
Progressive Fatigue On 疲労蓄積の有無です。
Trade Deadline On トレード・デッドラインを設定するかです。
Trade Override Off ユーザーが強制的にトレードを行えるかです。
Allow CPU Trades On CPUチーム間でトレードを許可するかです。
Preseason Games On プレシーズンマッチの有無です。
Injuries On ケガのシミュレートの有無です。
Headline Ticker On ヘッドラインをチッカーエリアに表示させるかの設定です。
Fantasy Draft None ファンタジードラフトを行うかどうかです。行う場合、ピックの方式をSerpentine(往復選択)、Fixed(固定順選択)から選択できます。
Fantasy Draft Set Order Off オンにするとドラフト順位をセットするためのオプションをユーザが操作できます。
Customize League Off オンにするとチームが所属するカンファレンスやデビジョンを入れ替えることができます。
Substitution Method Rotation 選手交代の基準要素で、Rotation(ローテーション)、Fatigue(疲労)から選択します。
Conf Quarterfinals Best of 7 プレーオフ第1ラウンドの試合方式(試合数)です。1、3、5、7のいずれかを選択します。
Conf Semifinals Best of 7 プレーオフ第2ラウンドの試合方式(試合数)です。1、3、5、7のいずれかを選択します。
Conf Finals Best of 7 カンファレンスファイナルの試合方式(試合数)です。1、3、5、7のいずれかを選択します。
NBA Finals Best of 7 NBAファイナルのの試合方式(試合数)です。1、3、5、7のいずれかを選択します。
Quarter Length 5 Minutes ユーザーが操作する試合の1クォーターの長さ。1〜12分の間で設定できます。
SIM Quarter Length 12 Minutes 試合をシミュレートする場合の1クォーターの長さ。1〜12分の間で設定できます。

オプションの注意点

以下にオプションの設定項目の注意点を挙げます。

Auto Save
自動セーブ機能をオンにすると、試合後やメニュー画面の切り替わり時に自動的にセーブが行われます。主に結果が悪いとついついやり直したくなる自分を律するために使いますが、今作ではデベロップメント後に第4Qの点数が0になるバグなどが発生した場合にやり直しが効かなくなることがあるので注意が必要です。
Team Chemistry
チームの調和要素の有無です。ケミストリーはチーム内の選手のモラルが低い、トレードなどでメンバーが入れ替わる、試合に負ける等の要素で下がり、試合に勝ったり選手のモラルが高くなることで上がります。ケミストリーは連係プレイや総合的なプレイの指示といったものにの影響を与え、シミュレートされる試合の結果に大きく影響を及ぼします。
Player Roles
これをONにると、選手の性格やキャリアに応じて役割を割り振り、それに見合った試合出場時間を与えることで選手のモラル(士気)とチームケミストリーを維持する必要があります。
Progressive Fatigue
試合での疲労蓄積を試合後も引き継ぐかの設定です。このオプションをつけるの場合には、選手の休息する時間を考えてスケジュールを組み立てる必要があります。
Trade Deadline
これがONになっていると毎シーズン2月下旬にトレード期限(デットライン)が設けられ、それ以降のトレードが禁止されます。トレードデットラインの2週間前にはカレンダー画面で通知が行われます。
Fantasy Draft
これをONにするとチーム選択後にNBA全選手を対象にドラフトを行い、全チームを再編成してアソシエイションを始めることになります。各チームの指名順はランダムで、前年度の成績などは考慮されないようです。全チームが1巡目を選び終わると、1番最初に選んだチームから順に2巡目を指定するため、必然的に指名順の早いチームがやや強くなる傾向になりますが、ドラフトという仕組み上、突出することはありません。指名順が気に入らなければキャンセルして1度オプション画面に戻り、やり直すことで指名順が(ランダムに)変わります。
Edit Prospects
これをONにするとドラフト候補となる選手の容姿や能力をシーズン前に調整できるようになります。今作からの新機能ですが、将来のスーパースター候補などを意図的に作るのに良いでしょう。
Customize League
これをONにすると各チームを所属デビジョン、カンファレンスを越えて入れ替えてからアソシエイションを開始することができるようになります。リーグのカスタマイズはチーム選択やファンタジードラフトより先に行います。
Substitution Method
CPUが自動で選手交代を行う場合に、何を基準にさせるかの設定です。試合時間を短く設定する場合はRotationでなんら問題ありませんが、12分などにするとプレイの仕方によっては、Rotation通りではかなり疲れて動きの鈍くなる選手が多数出てきます。
Quarter Length,SIM Quarter Length
注意しなければならないのは“Quarter Length”と“SIM Quarter Length”の値を近く設定しないと、ユーザーがプレイした試合とシミュレートされた試合のスタッツが大きく食い違ってしまうことです。「6分/Qで行われた試合を12分/Qでシミュレートされた試合のスタッツと比較できるよう、2倍に変換して統計される」というようなことはありません。