さて、ここではNBA2K7中で選手を性格付けているパラメーターの内、今ひとつ意味不明な“Contests Shots”の正体に迫るべく、考察をしてみたいと思います。巷では「クラッチ」や「ゾーン」的な勝負強さに関するパラメーターでは無いかと言ううわさがありますが、さてどうでしょうか?
NBA2K7で選手を性格付けているパラメーターのカテゴリーはいくつかありますが、Contests Shotsは“Tendencies”というカテゴリーに含まれます。これは、「傾向」と訳すことが出来るでしょう。つまりContests Shotsは選手の何らかの傾向を示すパラメータであると推測できます。
さて、次に各選手のContests Shotsパラメーターには実際にどの位の数字が与えられているのかを見てみましょう。
選手名 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
レッド | 2 | |
アレン | 2 | |
ナッシュ | 2 | |
アイバーソン | 4 | |
ビラップス | 4 | |
ゴートン | 6 | |
ストヤコビッチ | 6 | |
アリーナス | 8 | |
カーメロ | 18 | |
ピアース | 22 | |
レブロン | 30 | |
マクレディ | 32 | |
カーター | 34 | |
コービー | 40 | |
ウェイド | 54 | |
ガーネット | 62 | |
ボッシュ | 62 | |
ノビツキー | 64 | |
オーリー | 66 | ビックショット・ロブ |
シャック | 68 | |
スタウドマイヤー | 70 | |
ヤオ | 72 | |
イルガスカス | 80 | |
ウォレス | 82 | |
ダンカン | 88 |
この辺りで何となく傾向が見えてきましたね。ポストプレイヤー的な動きの多い選手である程、数字が高い傾向にあるような感じでしょうか?
次に各ポジションごとの平均値を見てみます。これはワザワザ計算するまでも無く、ロースター画面で任意の選手のプレイヤーカード(RSクリック)を見ればすぐわかります。それと、プレイヤーカードではContests Shotsではなく、Contested Shots Tend(Tendencies)となっていることも注目に値します。
ポジション | 値(AVG.) |
---|---|
PG | 7 |
SG | 19 |
SF | 36 |
PF | 54 |
C | 65 |
こうしてみるとPF、Cになると上がり幅が大きくなるようです。
Contestedを訳すと次のようになります。
いずれも形容詞です。
あくまで私の考察結果で、内容を保証するものではありませんが、“Contests Shots”パラメーターは、「その選手がポストプレイなどのディフェンスとの激しい争いの中でシュートを撃つ傾向」もしくは「ディフェンス時にシュートに対して激しくディフェンスする傾向」ではないでしょうか?