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NBA2K8

10月6日午後2時過ぎに、注文してあった2K8が届きました。
早速プレイしながら変更点や操作方法を色々試してるんですが、細かいところまでかなりチューンナップされている印象です。
2K7で他のXbox360のユーザーとリーグ戦をやってた頃に試行錯誤してて、設定を色々弄ってましたが、NBA2K8をプレイしてみると、変化の方向性がほぼ一致している気がします。
要は、我々ユーザーの意向を反映してよりバスケットらしい試合ができる様になってきていると言うことですね。
2K7でダンクやレイアップが多すぎたり、1対1で抜き過ぎ抜かれ過ぎて幻滅していたコアなバスケファンにはうれしい変化が多いと思います。
顔などのグラフィックや選手のモーションなどは格段に良くなってます。
前回は似てる似てないってレベルじゃなかったですけど、今回はかなりマシです。

と、あんまり書くと楽しみがなくなると言う人もいるかと思いますので、続きは「追記」の方に書きますね。それとこんなブログを読んでくれている人のために一部HPに載せるつもりの操作情報も先行で書いときますんで。

さて、個人的に一番うれしい変更点はディフェンスがしやすくなったことです。
まず、ロックオンまでしなくても自分できちんと追従できれば、ドリブルする選手に体を寄せたり手を上げて動きを遮るモーションが自動で出る様になりました。
前作では動いているとドリブルムーブであっさり抜かれることがほとんどだったので、これにロックオンを組み合わせていけばインサイドへ易々と入らせることも減りそうです。

それとブロックですが、かなり成功しやすくなっています。
前作では結構タイミングが合っていても軸がずれてブロックできないことも多かったのですが、今回は補正が掛かって色々なモーションで追従する傾向があるようです。
ただ、多くは見てから跳ぶのでは間に合いませんので、ある程度予測(勘)が必要になります。
今回はCPUも選手の特性に合わせてフェイクをかなり使ってくるので、ブロックの性能が上がっていても一筋縄では行かないと思います。
でも、面白くなったことは間違いないです。

で、ディフェンスの新システムであるロックオン-Dですが、まずこのロックオンが可能になるまでの時間が選手によって違います。ディフェンスの上手い選手ほど早くロックオン可能になるわけです。
たとえば、スパーズのブルース・ボーエンはチョッ早でロック可能になります。

2K7では選手のディフェンス能力など在って無い様なものでしたが、ブロックや、ロックオンのお陰で2K8ではディフェンスの上手い選手に俄然使い道が出てきたと言うことですね。
あと、レイアップやポストアップからのムーブの際にタイミングが合えばスティールが可能になっているようです。一方的にオフェンスが強くなるのではなくて、ディフェンスにも対応策が用意されていると言うことですね。

さて、オフェンスですが、まずパスがAボタンに統一された一方で、RT+Aでフラッシーパスを行える様になっています。これはキッドやナッシュなど特にパス能力が高い選手に最適な様で、彼らが使うとビハインドザバックパスやノールックパスなどの派手な技も出やすいようです。

パスについてはLT+Aで出せるアリウープパスの成功率も上がっているようで、これもパス能力とシュート能力の高い選手のコンビネーションだとある程度決まる様になりました。
前作では速攻の時ぐらいしか使えなかったものが改善されたようです。
アリウープのタイミングが合わなければただのパスになってかえっていい具合になったり、キャッチできずにアウ・トオブ・バウンズになることもしばしばあります。
ゴール以外の方向にLT+Aでパスをすると山なりのパスを投げますので、上手く使うと効果的かもしれません。

ダンクは出づらくなったと言うより、加速した状態、フリーの状態でゴールに近づくのが難しくなったと言うのが正解のような気がします。
ただ、レブロンのような選手はディフェンスを引き連れたまま強引にダンクを決めてくることも多いので選手によってはまだまだ行けるのかも知れません。

選手パラメーターに密集状態でのシュートの上手さや、ドリブルからのシュートの上手さ、縦の動きの上手さ?(もしくはジャンプかも)みたいなのが加わっていますので、だれでもダンクやレイアップが決まる2K7の様には行かなくなっていると言うのもあるようです。

あと、オフェンスで強化されているのがポストプレーなんですが、ポストでのポジション取りが前作のように必ず成功する様にはなってませんので、プレーコールなどを上手く使ってポストアップまでの道筋をつける必要が出てきました。
で、ポストアップに成功すると、ドロップステップに加えて後ろ向きのままのポンプフェイクやその一連の流れからのレイアップやダンク、フェイダウェイといった動きがある程度意図した通りに行える様になっています。
ということでポストプレーヤー(ビックマン)の価値が上がってます。

一方でペネトレイトが防がれやすくなり、ゲットオープンボタンやオフボールコントロールが採用されたことでオープンで確実に決められるシューターの価値も高まっています。
スラッシャー全盛だった2K7から大分バランスがとれてきてます。

ただスラッシャーの価値は依然健在で、密集地帯でもドリブルからシュートを決められるクイックタイプの選手、例えばレブロンやウェイドは相変わらず脅威です。

つまるところ、選手それぞれの個性が上手く出るようになり、状況にあわせて選択する必要が出てきたわけですが、これが上手く出来上がったことで、アソシエイションにロールプレーヤーやシックスマンの概念を導入できる基礎になったんだと思います。
使えないプレーヤーを仕方なく使うアソシエイションじゃ面白くないので、2Kも色々考えて役割ごとに特化した選手も使い道が出るようにバランス調整したと言うことなんでしょうね。

さて、これからアラが見えてくる可能性もありますが、私には2K8は2K7よりバスケらしいバスケが楽しめる素晴らしいゲームだと思えます。(2K7を始めてプレーしたときの感動に勝るかは別ですが^^)少なくとも私は2K7には戻れないでしょう。
何より実際にバスケゲームにこれ以外の選択肢があるとも思えませんので、「バスケットゲームをやりたいならNBA2K8を買えばいいよ」という結論になると思います。

長くなりましたが、今のところこんな感じです。

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コメント (6)

Astonaige:

レビューご苦労様です。
かなり前作の不満が解消されてそうで、より楽しみなりました。
バスケは全てのポジションや各選手のロールに意味があるという事が体現されてそうですね。

最後にひとつ質問があるのですが
ディフェンスを崩すのが難しくなったということは、12分設定ぐらいで試合をしたとき、FG%はより現実的になったのでしょうか?

でわでわ。

JJJ:

レビューお疲れ様です!
今作はより本物のバスケに近い仕様になってるみたいですね
NBAを好きになってこのゲームに出会った時の感動は僕も忘れません
僕はXBOX版のほうを買おうと思ってるので発売まで待ちきれません^^;

Astonaigeさん>

こんにちは。
2K7と比較すれば間違いなく現実のバスケに近づく方向ですね^^

FG%はユーザーの技量やプレースタイルによると思いますが、2K7に比べれば現実よりになっていると思います。

ただ、前作でもそうでしたが、アソシエイションなどでは相手チームによっては難易度以上の手ごわさを発揮したり、逆に変に弱かったりしますので、微妙かと。

対戦に関していえば、多分ユーザーの技量によって大きく差がつくと思います。
少なくともディフェンスは前作より、抜かれ難い仕様になってますのでイージーなダンクやレイアップは減らせるはずですよ。
ただ、実際のNBAで止められない類の選手は本当にディフェンスするのが難しいです^^;

JJJさん>

こんにちは。
私もXbox360の方を奨めますね。
理由は比較して読み込みが早いこと、
振動機能があること、
LT、RTボタンがPS3のL2、R2に比べて手にしっくり来ること、
といったところでしょうか。
あと、テレビがHD(1080p)対応でなければ、Xbox360の方が画像がキレイです。

エミュー(emyu3333):

すごい考察ですね~!これを読んでいると、もの凄くやりたくなってきます><w
2k7と2k8それぞれに長所・短所はあると思いますが、どちらも面白いことは確かですし^^

あ~楽しみ♪

trex1123:

>少なくとも私は2K7には戻れないでしょう。
いいですね~!この含蓄のある一言で、まさに『決まり』ですね!アジア版が、待ち遠しい!!

Astonaige:

情報ありがとうございました^^
現実感増したって聞いただけでもう…感無量っす(†〇†)

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2007年10月08日 03:24に投稿されたエントリーのページです。

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